中古戸建のメリット・デメリット

 僕たちが中古戸建を購入した際の経験が参考になればうれしいです。

購入費用が比較的安価

 新築でない分、物件価格は安いです。
 しかし、売値は基本的に売主さんが決めるため、割安・割高を自分で感じ取る必要があります。
 僕が購入した物件は
     土地:約36坪
     建物:築23年(5LDK)、延床約40坪
     物件価格:2300万円
でした。
 付近の地価が約50万円/1坪なので、
     土地価格:約1800万円
     建物価格:約500万円
のイメージで購入に至りました。

居住イメージがつきやすい

 中古戸建は、空き家でなければ人が居住している状態で内覧ができるため、家具の配置等のイメージがつきやすいです。
 また、費用は掛かりますが、間取りの変更のリフォームを行えば理想のマイホームを作ることもできますね。

物件状態が事前に分かる

 居住イメージも大切ですが、家は中身だけではありません。
 外壁・屋根・庭の状態も自身の目で見てリフォームの要否を選択できます。
 また、僕は売主さん了承のもと、住宅診断(ホームインスペクション)を自費で行い、雨漏りやシロアリ検査、家の傾き等を調べたうえで購入することができました。

物件付近の状況が分かる

 マイホームはとても大きな買い物で、簡単に引越なんてできません。
 そのため、付近の治安等も重要な判断基準になります。
 隣人ガチャはとても重要なので近隣の人に聞いてみましょう
 また、交番のおまわりさんに聞いたら教えてくれたので、付近の不審者や事件の多さなど聞いてみるのもいいと思います。

中古戸建のデメリット

築年数が経過している

 新築と比べると築年数はどうしても劣ってしまいます。
 築浅物件が売られていることもありますが、売主も住宅ローン分を回収したいので割高になっているイメージなので注意してください。

希望条件が全て当てはまるものが少ない

 間取り、駐車場台数、最寄駅からの距離、値段など、全て合格する物件はほとんどありません。
 そのため、自分の中で優先順位をつけて探す必要があります。
 僕は以下のような優先順位で選びました。

理想現実
1位:最寄駅からの距離10分以内10分
2位:間取り4LDK以上5LDK
3位:値段3000万円以下2300万円
4位:駐車場台数2台1台

 駐車場台数以外、希望を満たしていたので、即決してしまいました。

良い物件はすぐに売れてしまう

 マイホームを安く買えるなら、みんな安く買いたいと思います。
 そのため、割安な物件が出てくると、争奪戦が始まります。
 物件を探し出す検索力も必要ですが、自分の条件に合ったものをすぐに購入する決断力が必要です。
 僕の購入したものは、僕が一番初めの内覧でした。
 その後に10組程内覧予約があったそうですが、その日に購入を決めることができました。

実際に住んでみて

 今の家に住み始めてから1年経ちましたが、問題なく住めています。
 日本の市場は新築の売買が多いらしいので、「中古に住むの?」と言われることも多かったです。
 しかし、賃貸アパートは既に誰かが住んだことのある物件ですよね。
 そこで問題なく過ごせるなら、中古なんて問題なく過ごせます。
 汚い・気に入らない設備があれば買いかえればOKです。
 リフォームするのかと思う方もいると思いますが、新築より断然安く済みます。
 「マイホーム=新築」にこだわらず、中古戸建・マンション・賃貸等様々な選択肢をシミュレーションしていくのが良いと思います。
 僕の経験が誰かの参考になれば幸いです。

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